ICL⑤(手術1週間後)

手術1週間後の見え方について。

手術3日目くらいから見え方が安定してきた。暗い所で電球を見た時の光の輪の見え方はそんなに変わらないけど、気にならなくなってきた感じ。イメージとしては、眼鏡をかけた時の枠のチラつきが、光の加減によってたまに見えるイメージ?

外は相変わらず見える。日中は光の輪は全く気にならない。手元はすごく明るくなって、視野が開けた感じがする。一回パッと視力がよくなって思ったのは、ぼんやりと見えているものは意外と認識していなかったという事。(例えば職場のカンファ室の端にある時計が温湿度計もついてるって、全然認識してなかったのが、隅まではっきり見えるのでこんな感じなんだ、と気づいた感じ)

手術3日目〜1週間位は目薬のせいもあるのかドライアイが強く出て、瞬きの回数が多くなった。PC用に購入した遠視用のレンズは、あると楽だけどなくても全然見える。目が良くなってから眼精疲労、肩こりが明らかに減った感じがする。視力は2.0から若干落ち着いた感じがする。夜中に看板を見る時、数日前は「こんな文字まで?」って感じで見えてたのが、常識的な見え方に戻ったような感じ。(手術直後は高層ビルを見た時に向かいのビルの部屋の中の人まで見えてたのが、今はそこまでははっきり見えなくなった)視力の戻りがどれくらいあるのかは不安になりながら1週間検診を迎えた。

1週間検診の日は当直明けで体調は激渋だった。運転免許センターに行って「眼鏡有り」の指示を外してから来た。前と同じように気球を見る検査・眼圧測定・視力測定の後眼科医の診察だった。結果は以下の通りだった。

みぎ:-0.25D 乱視 -0.25D 視力:2.0

ひだり:-0.25D  乱視 -0.50D 視力:1.5

今日はどっちもちょっと頑張って1.5〜2.0の視力という感じだった。度数としては手術前に狙っていた度数ピッタリだった。手術直後で少し遠視になっていたのが戻ったという感じだ。術前までしてたコンタクトによる角膜のカーブの変化も戻って、安定してきたということだろう。一度完全な視力2.0の世界を知ってしまっただけに寂しいという感じもしたけど、ずっと遠視気味になって眼精疲労が強くなる、ということにはならなくてよかった。ただ、意外としっかり視力をぴったり遠く用に合わせても眼精疲労は来ないし、どうせ老眼は将来来るから、一段階落としではなくて完全正視に合わせても良かったもしれないな、とは思った。

眼科医の診察ではオペの傷口はしっかり塞がってて、まだかさぶたが残ってる状態なので注意しましょうとの事だった。これから手術1ヶ月後まではやや近視〜やや遠視の間をふらつく事があるけどその内安定しますとの事。外出時用の保護メガネは外して良くなった。(ただし自転車に乗ることを伝えるとその時はつけましょうと言われた)他聞いた質問は以下の通り。

・ランニングは良い?→あくまで「軽い運動」はOK(少し汗ばむ程度まで)。ジョギングぐらいまでは良いということか。

・元々コンタクトでそこまで合わせていなかったから前後比較ができないけど、今は前よりかなりコントラストがよく見えるようになった気がする。元々コンタクトで正視で合わせてた人も同じようなことを言っているか?→元々正視で合わせていた人でもコンタクトより見えると言っている

目薬は1回3種類、1日4回で続く。リンデロンは今日で終了し、フルオロメトロンに変わった。少しドライアイが残っているだろうということでヒアルロン酸点眼をもらった。合計2ヶ月弱点眼が続く。次回は1ヶ月後検診で、予約を取って終了した。