ICL④(手術翌日)

手術翌日の見え方について。

朝目覚めた時の感想としては、「あぁ、明らかに昨日より良く見えるな」だった。

手術当日はライトを見た時にその周りが滲む感じ(グレアっていうのかな)があったけど、翌日に目覚めた時には完全に消えていた。ハロー(屋内でライトを見た時の光の輪)はチラッと残っていた。屋外を見る分には、ハロー・グレアは全く見えなくなっていた。

手術直後は、左の方が明らかにぼやけていて、グレアは出たり出なかったりで屋外を歩いていると酔いそうだったけど、それもなくなった。昨日鏡を見ていた時には右は散瞳しっぱなしで左は微妙に縮瞳していて、散瞳薬の影響が残っていた影響だったのかなと思う。今朝は両眼とも縮瞳していて、薬の影響は切れたようだった。近くを見る分にも、手術翌日は凸レンズのメガネを使わなくても苦労せずに見えていた。ただ、右は完全にくっきり見えているけど、左は遠くを見るとややぼやけた感じが残るな、と感じていた。

クリニックでは手術当日、翌日は仕事を休むようにという話だったけど、翌日の健診の外勤はずらせなくて、午前中に仕事をした。傷がしっかり治ってきているおかげかもしれないけど、仕事には全く影響なく、メガネを使わなくても遠くも近くも問題なく見えていた。

仕事の後昼過ぎに手術をしたクリニックで検診に行った。結果は以下の通りだった。

右:+0.25D、乱視度数 -0.25D 視力:2.0

左:+0.25D、乱視度数 -0.75D    視力:2.0

やたら見えるなと思っていたけど、両眼で2.0の視力が出てびっくりした。右目は全く苦労せずに2.0の輪まではっきり見えて、左目は1.5までは問題なく見えて、2.0の輪は少し頑張って見えた感じだった。

ICLのレンズは両眼とも少し近視を残した(-0.25D)つもりだったけど、手術翌日の検診ではやや遠視気味になっていた。前々日までコンタクトをつけていて、まだ角膜形状の変化が残っている影響かもしれないな、と思った。見え方の左右差は、おそらく乱視の左右差の影響で、今後の1週間で補正されていくだろうとのことだった。

眼科医の診察では、点眼薬のリンデロンが染みるのは前房内に浸透していくだろうとの事だった。そんなに気にしていなかったけど、なるほど、という感じだった。

今の時点で見え方で残っているのは、屋内で室内灯を見た時のハロー。これは今後も見え方はあんまり変わんないんだろうな、と思った。眼科医や視能訓練士の説明の仕方でも、見えなくなるというよりは気にならなくなる、という説明の仕方だった。これは気になるかは人それぞれだと思う。日中の屋外では全くないのと、強い光を見た時だけチラッと見えるという感じで、メガネの輪郭が常に見えるのと比べるのと全く気にならない。昨日よりは大分少なくなったから、今後の経過でどれだけ消えていくかを確認しようと思う。